KAITOの寿命は20年

SNSに、安らかに死んじゃったカイトの絵が上がってて
マスターが死ぬ事は考えていたけど
そういえばボカロの最期ってどういう事なんだろうと考えてた。

アンドロイドとした場合。
機械類は、稼動するための電源の他に、時間や自分の情報を記憶しておくために基盤に自らの電池を持っていて、たとえばPCを切って電源を完全に落としても時計は狂っていないし、どのHDDから起動するのかをちゃんと覚えている。作動させるための充電池にも充電回数制限があるけど、内蔵電池が生きてる限り電池交換すれば記憶は残る。
ゲーム機もそうで、ずっと電源を入れていないゲーム機を起動しても、起動する度時刻を聞かれたりしないだろう。
でも、セガサターンあたりはそろそろ危ないんじゃないかな。最初に起動して、時刻を訊かれて、それが0:00だったら、その機械はもう内蔵電池が切れて記憶を失っている。内蔵電池を切らした機械は、もう何かを記憶しておくことができない。
機械の寿命=内蔵電池の寿命だと思う。
ある日、内蔵電池を失って、全ての記憶を失って体の動かし方もわからなくなってぱったり逝くのかもしれない。


そしてCD-ROM製品としてのボーカロイド。
これはSFや仮定の話じゃなくて普通に実際のリアルな寿命の話。
HDDに寿命があるように、CDやDVD等記録メディアも、寿命は無限じゃなかったはず。
で、調べてみた。

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プレスディスクであるCD-ROMでも保証されている寿命は最長20年です。
どうして、このような結果になるのかというと、まずCD-ROMの限界はプレスするときに樹脂を保護層にコーティングするため、その樹脂の劣化によってレーザーの屈折反射率が変化しデータの記録されているピット部分まで光が正常に到達しなくなり読めなくなるためです。
劣化によって読めなくなる寿命が約20年前後となる。
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20年。
保存状態の良し悪しで多少前後するにせよ、樹脂が劣化する事は避けられない。
20年は保証されているという事はもう少しもつにせよ、30年はいかないかもしれない。
CD-ROMの20年=ヒトの80年という感じかな。
いつものように歌わせようと起動して、読み出そうとすると読み出しエラーで形を形成できなくなる。

リアルでは、HDDやPCがまず寿命を迎えて、新環境に引っ越す時にインストールしようとすると、CD-ROMが劣化してもう読み出せなくなっている、という状況が、20年後位から起こりはじめる筈だ。

あとは、バックアップをどう見るかだよね。所持者によるバックアップは権利上は問題ないけれど、コピーソフトを製品と言ってしまって良いのかどうか?
2008/03/19(Wed) 00:55:18 | 戯言

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愛のある虐待を受ける兄さんがすきです。

そんなわけでマスターは鬼畜寄り。でももちろん平和なのもすきです。




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