PC騒音化キャンペーン

また興味の無い方には、っていうか殆どの方が興味無いであろうPC話。
ここのところ、スカイプと絵作業を併行すると、スカイプの音はブチブチ、ブラシもかくかく。タスクマネージャでPC負荷を見ると、がっつんがっつんCPUが100%稼動になっている。処理オーバーだ。

もう2年半になるPCだが、さすがにスカイプと絵作業の2つごときに負けるようなスペックではないはず。それに先月までは問題なく出来ていた事なのだ。

急にCPUの能力が落ちた原因
触っただけで軽く目玉焼きができそうなこのPCケースと何か因果関係があるのではないか。
そう思い至るのに、そう時間はかかりませんでした。


去年の冬、欲しいCPUの値段が下がらなくて組み替えはできないので、静音化キャンペーンを開催しました。

モーターのうるさい水冷CPUクーラー → でっかいファンの空冷に
10cm背面ケースファン → 低速12cm静音ファン
剥き出しHDD → 静音ケースに封印
側面ケースファン → 撤去。
前面ケースファン → うるさいので停止。

そんな状態で半年来たわけですが、どうやらこれでうまく回っていたのは「寒かったから」のようでした。
室温が25℃を超えたあたりから、PCは暖房器具になりました。

温度をはかってみたら、システムは58℃、CPUは基本55℃前後、ちょっと負荷をかけると67℃くらいまではね上がります。
メーカーサイトで調べると、稼動保証温度は63℃とありました。

静音と冷却は反比例していて、冷やそうと思ったらファンが増えるからうるさくなるし、静かにしたかったらファンを減らすから温度が上がるんだよね。
しかしこう、機能に問題が出ているようではうるさくても冷やさざるをえまい。
うるさい前面ファンを稼動!しかしおんどはさがらない。

高速ファンを買ってきた!しかも3つ! もういいようるさくても!
090622fan.jpg

箱をあけた!

冬にとりつけた背面ファンを取り外し! ホコリついてるからついでに掃除!


・・・あれ?なんでホコリ?


うちのPCは、前から吸って、後ろから排気される構造のはず。

→空気→ ■[前ファン]→熱源→[後ファン]● →空気→

PCの中から外に風が流れてる筈なのに、なんで背面の網「●」の外側にねこの毛とかホコリがいっぱいついてるのん・・?

取り外したファンを手で回して、風の向きをたしかめてみる。


うおおーー!やっぱりー! 表裏逆にとりつけてた!!!
こんなかんじになってた!

→空気→ ■[前ファン]→熱源←[後ファン]● ←空気←


そりゃ熱こもりますよね廃熱してないですからね。むしろ空気は入れるより出す方が大事ですよね。
これもしかしなくても買わなくてもよかったんじゃ・・。裏表直すだけでよかったんじゃ・・
せっかく速いファンいっぱい買ってきたからとりつけたけどさ!うっさいよ!


騒音化したPCは、

システム  58→ 40℃
CPU  60→ 36℃
HDD  58→ 43℃

になりました。
約20℃ダウンです。箱を触ってももう熱くありません。これならこの夏を越えられそうです。


風、だいじね!!
2009/06/22(Mon) 04:30:54 | 戯言

OFFLINE INFO

OFFLINE
↑最新刊はこちら
(オフラインページへ飛びます)


闇の気配のするひどいアンソロジー告知サイト↓


Log

新着記事

カテゴリー

過去ログ(439)

検索